栄養機能食品の摂取は大変?  (Word-325)

用語集

栄養機能食品は日常生活で摂取できます

1日に必要な栄養素が不足した場合の栄養素の補給を目的とした食品のことをいいます。
栄養成分で認められている成分(ビタミンK以外のビタミンとミネラル)があり、一つでもその栄養成分が含まれていれば『栄養機能食品』として表示されている場合があり、生活補助食品として摂取します。

栄養機能食品の成分名と主な機能は以下です。

カルシウム骨や歯の形成を助け、骨粗しょう症の予防に役立つ
赤血球の形成を助け、貧血の予防に役立つ
ビタミンA目や皮膚の健康維持に役立つ
ビタミンB1糖質の代謝を助け、疲労回復に役立つ
ビタミンB2エネルギーの代謝を助け、肌の健康維持に役立つ
ビタミンB6たんぱく質の代謝を助け、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ
ビタミンB1 2赤血球の形成を助け、神経の健康維持に役立つ
ビタミンCコラーゲンの生成を助け、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ
ビタミンDカルシウムの吸収を促進し、骨の形成を助け、骨粗しょう症の予防に役立つ
ビタミンE抗酸化作用により、細胞の健康維持に役立つ
ナイアシンエネルギーの代謝を助け、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ
パントテン酸エネルギーの代謝を助け、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ
葉酸赤血球の形成を助け、妊娠中の胎児の正常な発育に役立つ
ビオチンたんぱく質の代謝を助け、皮膚や粘膜の健康維持に役立つ
リン骨や歯の形成を助け、エネルギーの代謝を助ける
亜鉛免疫機能の維持に役立つ
マグネシウムエネルギーの代謝を助け、骨や歯の形成を助ける
セレン抗酸化作用により、細胞の健康維持に役立つ

これらの成分は、いずれも人間の健康維持に重要な役割を果たしています。栄養機能食品は、これらの成分を特定の量以上含む食品で、栄養成分の機能を表示することができます。
栄養機能食品として販売されている食品は、パッケージに「栄養機能食品」と表示されています。

具体的な食品名は、以下のようなものが挙げられます。

  • カルシウム:牛乳、チーズ、ヨーグルト、小魚、大豆製品
  • 鉄:レバー、赤身の肉、鶏肉、魚介類、ほうれん草、ひじき
  • ビタミンA:うなぎ、レバー、カマンベールチーズ、ほうれん草、にんじん
  • ビタミンB1 :豚肉、玄米、玄米パン、大豆製品、うなぎ
  • ビタミンB2:レバー、豚肉、卵、牛乳、納豆
  • ビタミンB6:豚肉、卵、鶏肉、さつまいも、バナナ
  • ビタミンB1 2:レバー、赤身の肉、魚介類、乳製品
  • ビタミンC :レモン、キウイ、いちご、ぶどう、ピーマン
  • ビタミンD :魚介類、きのこ、卵黄
  • ビタミンE:アーモンド、ピーナッツ、ごま、アボカド、オリーブオイル
  • ナイアシン:豚肉、鶏肉、魚介類、大豆製品、バナナ
  • パントテン酸:豚肉、鶏肉、卵、大豆製品、マッシュルーム
  • 葉酸:レバー、ブロッコリー、ほうれん草、アスパラガス、ひじき
  • ビオチン:にんにく、バナナ、卵、大豆製品、きのこ
  • リン:魚介類、肉類、卵、大豆製品、乳製品
  • 亜鉛:レバー、赤身の肉、魚介類、大豆製品、牛乳
  • マグネシウム:緑黄色野菜、海藻類、ナッツ類、全粒穀物
  • セレン:レバー、赤身の肉、魚介類、きのこ、海藻類