へちま って体を洗う時に使うだけ?
乾燥させて、タワシにして、体をこするのに使うしかないと思われがちですが・・
煮物や炒め物、サラダなど、さまざまな料理に利用できます。
煮物
へちまの煮物は、へちまのトロトロとした食感が楽しめます。へちまは、塩茹でして、油揚げや豚肉、豆腐と一緒に煮付けるのが一般的です。また、カレーや味噌汁の具材としてもよく使われます。
炒め物
へちまの炒め物は、シャキシャキとした食感が楽しめます。へちまは、ピーマンや玉ねぎ、キャベツなどの野菜と炒めるのが一般的です。また、豚肉や鶏肉と一緒に炒めてもおいしく食べられます。
サラダ
へちまのサラダは、へちまの甘みが楽しめます。へちまは、薄くスライスして、マヨネーズやドレッシングで和えて食べるのが一般的です。また、ツナやチーズと一緒にサラダにすると、ボリュームアップして食べやすくなります。
へちまの食べ方のコツ
へちまは、皮が硬いので、皮をむいてから調理します。皮をむくときは、ピーラーを使うと簡単にむくことができます。
へちまの種は、食べられますが、苦みが気になる場合は、取り除いてください。
へちまは、水分が多いので、調理するときは、水分が飛びすぎないように注意してください。栄養価が高く、さまざまな効果が期待できる野菜です。食生活に取り入れて、健康と美容に役立てましょう。
薬用にも使われます。
へちまのサポニンは細胞を活性化してくれ、ルシオサイドは皮膚病の緩和をしてくれ美肌効果が期待できます。また硝酸カリウムは利尿作用があります。
有名なのがヘチマ水ですが、肌だけでなく咳止め、痰きりにも効果があります。 ●●
へちまには、主に以下の効果があるといわれています。
- 食物繊維が豊富で、腸内環境を整える
水分が多く、むくみを予防する
ビタミンやミネラルが豊富で、美容に効果的
カリウムが多く、高血圧の予防に効果的
葉酸が多く、妊娠中の胎児の健康に効果的
食物繊維は、不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方を含んでいて、不溶性食物繊維は、便の量を増やし、便秘を予防する働きがあります。水溶性食物繊維は、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える働きがあります。
水分は、体の水分不足を防ぎ、むくみを予防する働きがあります。また、カリウムには、体内の余分な塩分を排出する働きがあります。
ビタミンやミネラルは、美肌や美髪に効果的です。 ビタミンC は、コラーゲンの生成を助け、シミやシワを予防する働きがあります。ビタミンEは、抗酸化作用によって、肌の老化を防ぐ働きがあります。
葉酸は、妊娠中の胎児の神経管閉鎖障害の予防に効果的です。
食用としてだけでなく、化粧品や医薬品としても利用されています。へちま水は、美肌や美髪に効果があるといわれています。また、へちまエキスは、ニキビや肌荒れの改善に効果があるといわれています。
へちまは、栄養価が高く、さまざまな効果が期待できる野菜です。食生活に取り入れて、健康と美容に役立てましょう。
ヘチマの収穫時期
地域によって異なりますが、一般的には、9月から10月頃です。
へちまは、夏に開花し、秋に実が収穫されます。収穫時期は、実の色や硬さで判断します。
食用にする場合は、実が青いうち、繊維質が柔らかいうちがおいしく食べられます。花が咲いてから10~14日頃が、食用にするのに最適な時期です。
タワシにする場合は、実が黄色く、完全に熟してから収穫します
沖縄県が主要な産地で、ナーベーラーという品種が栽培されています。ナーベーラーは、皮が薄く、繊維質が柔らかいのが特徴です。他の産地としては、鹿児島県、静岡県、長崎県などが挙げられます。