ポリフェノール

用語集

抗酸化物質の代表 ポリフェノール

植物の色素成分や香り成分の総称で、ほとんどの植物に含まれています。
活性酸素を除去する抗酸化作用を持ち、血液をさらさらに保つ働きがあります。
植物が自身を活性酸素から守るために作り出す物質で、抗酸化物質の代表です。分子内にフェノール性水酸基を複数(ポリ)もつ植物成分の総称なので、「ポリフェノール」と呼ばれています。
また、コレステロールの抑制やさまざまな生活習慣病の予防にも効果があるとされています。

抗酸化作用とは、体内の細胞を傷つける活性酸素を除去する作用です。活性酸素は、紫外線やストレスなどによって生成され、シミやシワ、老化などの原因となります。
ポリフェノールは、これらの活性酸素を除去することで、細胞の傷つきを防ぎ、老化を予防する効果があるとされています。

具体的には、以下のようなものが挙げられます。

  • シミやシワの予防
  • 肌の弾力やハリの維持
  • 頭皮の老化を防ぎ、抜け毛や薄毛の予防
  • 目の老化を防ぎ、視力の低下を予防
  • 骨粗しょう症の予防
  • 動脈硬化や心臓病の予防
  • ガンの予防

ポリフェノールの種類は、以下の4つに大きく分けられます。

  • フラボノイド
    • ポリフェノールの代表的な種類で、植物の色素や苦味成分を担っています。
      アントシアニン、カテキン、イソフラボン、レスベラトロールなどが含まれます。
    • アントシアニンは、ブルーベリーや赤ワインに含まれる色素成分です。抗酸化作用、眼精疲労の改善、血圧の低下などの効果があります。
    • カテキンは、緑茶や紅茶に含まれる色素成分です。抗酸化作用、動脈硬化の予防、ガンの予防などの効果があります。
    • イソフラボンは大豆や大豆製品に含まれる色素成分です。女性ホルモン様作用、骨粗しょう症の予防、心臓病の予防などの効果があります。
    • レスベラトロールは、赤ワインに含まれる色素成分です。抗酸化作用、血管の老化の予防、ガンの予防などの効果があります。
  • フェノール酸
    • 植物の香りや苦味成分を担っています。
      クエルセチン、エピガロカテキンガレート(EGCG)、フェルラ酸などが含まれます。
    • クエルセチンは、玉ねぎやリンゴに含まれる色素成分です。抗酸化作用、血栓の予防、アレルギーの抑制などの効果があります。
    • **エピガロカテキンガレート(EGCG)**は、緑茶に含まれる色素成分です。抗酸化作用、脂肪燃焼の促進、ガンの予防などの効果があります。
    • フェルラ酸は、ほうれん草やブロッコリーに含まれる色素成分です。抗酸化作用、抗炎症作用、免疫力の向上などの効果があります。
  • リグナン
    • 植物の繊維成分を担っています。
      セサミン、エンドロメガノンなどが含まれます。
    • セサミンは、ゴマに含まれる色素成分です。抗酸化作用、抗炎症作用、動脈硬化の予防などの効果があります。
    • エンドロメガノンは、イソフラボンの一種で、大豆や大豆製品に含まれます。女性ホルモン様作用、骨粗しょう症の予防、心臓病の予防などの効果があります。
  • チノン
    • 植物の抗菌作用や抗炎症作用を担っています。
      クマリン、カフェ酸などが含まれます
    • クマリンは、ローズマリーやタイムに含まれる色素成分です。抗酸化作用、抗菌作用、抗炎症作用などの効果があります。
    • カフェ酸は、コーヒーや紅茶に含まれる色素成分です。抗酸化作用、抗菌作用、脂肪燃焼の促進などの効果があります。

ポリフェノールを含む食品 (アンチエイジング効果)

  • 赤ワイン
    赤ワインは、ポリフェノールの含有量が最も多い食品です。赤ワインに含まれるポリフェノールの主な成分は、アントシアニンです。アントシアニンは、抗酸化作用や血行促進作用、抗炎症作用などの効果があります。
  • 緑茶
    緑茶とコーヒーにも、ポリフェノールが豊富に含まれています。緑茶に含まれるポリフェノールの主な成分は、カテキンです。カテキンは、抗酸化作用や動脈硬化の予防、ガンの予防などの効果があります。コーヒーに含まれるポリフェノールの主な成分は、カフェ酸です。カフェ酸は、抗酸化作用や脂肪燃焼の促進、ガンの予防などの効果があります。
  • コーヒー
  • チョコレート
    チョコレートにも、ポリフェノールが豊富に含まれています。チョコレートに含まれるポリフェノールの主な成分は、カカオポリフェノールです。カカオポリフェノールは、抗酸化作用や血流改善、ガンの予防などの効果があります。
  • ブルーベリー
    ブルーベリーやアロニアは、ポリフェノールの含有量が豊富な果物です。ブルーベリーに含まれるポリフェノールの主な成分は、アントシアニンです。アントシアニンは、抗酸化作用や眼精疲労の改善、血圧の低下などの効果があります。アロニアに含まれるポリフェノールの主な成分は、アントシアニンとプロアントシアニジンです。アントシアニンは、抗酸化作用や血行促進作用、ガンの予防などの効果があります。プロアントシアニジンは、毛細血管の強化や血糖値の上昇抑制などの効果があります。
  • アロニア
  • ブロッコリー
    ブロッコリーやほうれん草は、ポリフェノールの含有量が豊富な野菜です。ブロッコリーに含まれるポリフェノールの主な成分は、スルフォラファンです。スルフォラファンは、抗酸化作用や抗炎症作用、ガンの予防などの効果があります。ほうれん草に含まれるポリフェノールの主な成分は、ルテインとゼアキサンチンです。ルテインとゼアキサンチンは、抗酸化作用や眼精疲労の改善、白内障や緑内障の予防などの効果があります。
  • ほうれん草
  • トマト
    トマトに含まれるポリフェノールの主な成分は、リコピンです。リコピンは、抗酸化作用や血流改善、ガンの予防などの効果があります。
  • 大豆製品
    大豆製品には、イソフラボンというポリフェノールが豊富に含まれています。イソフラボンは、女性ホルモン様作用、骨粗しょう症の予防、心臓病の予防などの効果があります。

これらの食品を積極的に摂取することで、アンチエイジング効果を期待することができます。