オリゴ糖は、糖質の一種で単糖類と多糖類の中間の構成分子数を持つ(3~6個)ものをいいます。
腸内のビフィズス菌を増やし、ビタミン合成を助け、免疫機能を促進させる働きがあります。
人間の消化酵素では消化されずに分解されることもなく、大腸まで行き腸内細菌によって分解がおこなわれるものがあり、それらはビフィスズ菌の栄養となってビフィズス菌を増殖させ、腸内の環境を良くしガンなどの予防に役立つ働きをするものがあります。
また、わずかですが食物繊維と同じような働きもするので、血中コレステロールの低下作用も期待できます。
甘さは 砂糖の約1/10ほどしかないのでブドウ糖・果糖・麦芽糖などと混合して加工食品に使用されています。
商品化して利用されているものでは
フラクトオリゴ糖
イソマルトオリゴ糖
大豆オリゴ糖
ガラクトオリゴ糖
乳果オリゴ糖
キシロオリゴ糖
ゲンチオオリゴ糖
マルトオリゴ糖
環状オリゴ糖
などがあります。