■体重が増えるとき
体重は汗をかいた後に減ったり、ご飯を食べる前や後は違ったりと普段の生活で変動があります。
こういった、汗をかいた直後に体重が減るというのは、一時的であって痩せたとは言えません。
痩せる太るを左右するのは体脂肪の量が肝心です。
そして体脂肪量は摂取カロリーと消費カロリーのバランスで決まります。
体脂肪が増えて太るのは、摂取カロリーが消費カロリーを上回るからです。
この最大の原因は多くの人の場合は食べ過ぎが原因です。
また、食べる量は多くないけれど、極端な運動不足で、消費カロリーが少なければ、カロリーオーバーになってしまいます。
摂取カロリーのオーバーが続くと、エネルギーはどんどん過剰になります。
その余ったエネルギーは中性脂肪となって脂肪細胞に蓄えられます。
つまり、体脂肪になってしまうのです。
数字にしていうと体脂肪1kgはカロリーで7200kalですつまり摂取カロリーが7200kalオーバーすると1kg増えることになります。
ということは1日に400kalオーバーしていまうと18日で約1kg増えることになってしまうんです。
■体重が減るとき
体脂肪が落ちて体重が減るのは、体重が増えるときと、全く逆の原理です。運動量は同じで、食べる量が減る、もしくは食べる量は同じで運動量が増えるといったように、
摂取カロリーよりも消費カロリーが上回った状態が続いた時にーわ体脂肪が減少するのです。
摂取カロリーよりも消費カロリーのほうが多いのは、活動で使うエネルギーよりも、体内に入ってエネルギーが足りないということです。
この足りない分は、脂質細胞に蓄えられている中性脂肪から使われるのです。
消費カロリーよりも摂取カロリーが少ないときこそ体脂肪が減るのです。
脂肪細胞の中の中性脂肪(体脂肪)は、足りない分を補うためにどんどん燃やされ、エネルギーに換えられます。
これが痩せるということです。