カリウムの取り方は? (Qa-d42)

体内の循環をスムーズに水太りを解消する!

カリウムの多い食材を食べましょう。

■水太りの改善は減塩とカリウム摂取。

水太りはナトリウムのとり過ぎも原因のひとつ。

塩分をとり過ぎると、体内の水分代謝機能が乱れ、必要な水分を排出できなくなり、水太りの原因になります。

体内のナトリウムはカリウムとくっつくことで、水となって排出されます。

塩分を減らすだけでなく、カリウムの多い食品をとるようにしましょう。

■海藻類は水太りの解消に大きく貢献。

水分の多いこんにゃくは、カリウムの多いひじきと組み合わせれば、水太り解消に効果的。

唐辛子と一緒に炒めると、カプサイシンの働きで発汗作用も高まります。


■塩分の多いハムにはきゅうりを。

加工品のハムにはナトリウムが多く含まれます。

ナトリウムが多くなると血液の循環も悪くなり、体内の代謝はスローダウン。

カリウムを含むきゅうりと一緒に食べたいもの。

■たらこの塩分はじゃがいもで処理。

おにぎりの具として活躍するたらこは塩分が多いのが難点。

たらこには、カリウムの王様といわれるじゃがいもを組み合わましょう。

ゆでたじゃがいもをマッシュして、たらこを混ぜたサラダはおなじみです。

■気がつかずとっている塩分を減らす。

カレーの付け合わせに登場する福神漬けやらっきょう、焼きそばやお好み焼きの紅しょうが、寿司についてくる甘酸しょうがなどにも塩分は含まれます。

また、手作りよりも市販の漬け物のほうが塩分多め。

まずは食べる量を加減することから始めてみましょう。

■ゆで卵やおにぎりで塩の量を減らしましょう。

ゆで卵につける塩を1回だけにしたり、おにぎりを作るときは塩ではなく、塩水を代わりに使うなど、ちょっとした心がけで塩分を減らすことができます。

また、ソーセージにつけるトマトケチャップやマスタードも塩分を含むので、使う量を減らしてみましょう。

■つけじょうゆは割って使いましょう。

刺身のつけじょうゆはだしや酢、柑橘類の果汁で割ると減塩に。

みそ、しょうゆなど調味料を減塩に代えるのもいいでしょう。

■利尿作用があるきゅうりとレタス。

レタスもきゅうりもカリウムが豊富です。

カリウムの利尿作用により、余分な老廃物の排出を促す働き水気をおろす野菜ともいわれるきゅうり。

その皮に含まれるイソクエルシトリンという成分には、より高い利尿作用が認められます。

また、加熱をすることづきゅうりの利尿作用はアップします。

酢の物や炒め物にすると、きゅうりが持つ ビタミンC 破壊酵素の働きが弱まります。

■水分が多い「とうがん」としいたけで代謝促進。

とうがんは96%が水分で、エネルギーはご飯の1/10のという低カロリー野菜。

ダイエット向きの野菜ともいわれ、むくみや水太りによい効果を与えます。

カリウムも含み、利尿効果も高いのが特徴。

代謝を促進するグルタミン酸を含むしいたけや、ほたて貝と一緒に使って、代謝を改善。

スープにして汁ごと飲めば、汁に溶けでた有効成分もしっかり摂取できます。

■大根溶けでっか柿で水分代謝アップ。

ビタミンC 豊富な柿。

カリウムによる利尿作用も強く、新陳代謝を活発する働きがあります。

お酒のあとや二日酔いにも効果を発揮します。

内蔵の水分代謝をよくする大根と一緒にとることをおすすめします。