睡眠のダイエット効果は? (Qa-d39)

ダイエットや美肌には睡眠も大事

頑張ってダイエットしているのに、なかなか痩せない…。

もしかしたら、眠り方が間違っている可能性もあります。
眠りの質もアップして美肌と痩せやすい体を手に入れましょう!

■深い眠りが美肌をつくる!

睡眠不足が続くと、肌があれたりカゼをひいたり…。

そんな経験は誰にでもあるはず。

睡眠は単なる休息のように思われますが、そうではありません。

私たちは眠っている間に、心と体のメンテナンスを行い、健康で美しい体をキープしているのです。

睡眠の質が低下していると、心も体もボロボロになってしまいます。

睡眠中のメンテナンスの主役は、体内で分泌されるさまざまなホルモン。
その中で、次の日の肌や体の状態を左右するのが成長ホルモンです。

成長ホルモンは、日中の活動で壊れた細胞を修復したり、糖代謝を高める、筋肉をつくるなどの働きがあります。

成長ホルモンがもっとも多く分泌されるのは、眠ってすぐに訪れる深い睡眠のとき。

このため、夜更かしして深い眠りが得られなかったり、寝つきが悪いと、成長ホルモンが十分に出ず、肌の老化につながってしまうのです。

■寝ている間に脂肪が燃える!

体を動かさないと、脂肪は燃えない!そう思っている方が多いのではないでしょうか…

実は、寝ている間にも体脂肪は分解され、体のエネルギー源であるブドウ糖がつくられています。

だからこそ、朝起きてすぐに活動を始められるわけです。

ただし、長時間寝れば痩せるわけではありません。
体脂肪を分解するのひ欠かせないコルチゾールというホルモンは、午前7時に多く分泌されるので、この時間にしっかり睡眠をとることが大切。

それによって、体内の脂肪が分解されるのです。

また食欲は抑制するホルモンのレプチンも、よく眠ることによって分泌されやすくなるのだとか。

痩せやすい体をキープするためにも、質のよい睡眠が必要なのです。

■睡眠中に分泌される美のホルモン

成長ホルモンは午前0~2時げろ一気に分泌され、コルチゾールの分泌は午前2~7時ごろピークになります。

不規則な睡眠はこれらのホルモンの分泌にも悪影響を与えてしまうのです。

「眠りのキレイ効果」

◇成長ホルモンが肌をピチピチに!

成長ホルモンには、日中の紫外線などで壊れた皮膚細胞を修復する働きがあります。
夜更かしせずぐっすり眠ることでお肌はピチピチに!

◇コルチゾール分泌でやせやすく!

体内の脂肪を分解するホルモン、コルチゾールは、眠っている間に多く分泌されます。
しっかり眠ってコルチゾールを出せば、やせやすくなります。