調味料でダイエットを工夫? (Qa-d16)

調味料と味付けの工夫でカロリーコントロール!
砂糖を使うなら…

●砂糖の代わりにオリゴ糖。
一般の家庭でよく使われているのが精製度の高い上白糖です。砂糖の主成分である糖質は吸収が早く、即効性のあるエネルギー源にないます。
砂糖の代用となるのが虫歯にならないオリゴ糖です。
オリゴ糖は砂糖よりも甘みが少なく、低カロリーなのが特徴です。砂糖との違いは、体内での吸収され方。
砂糖は小腸で吸収されますが、オリゴ糖は大腸まで届き、腸内にすむ善玉菌のえさになり、腸内バランスを保ちます。
オリゴ糖がお腹にいいと言われるのはこのためです。

●煮物にはミネラル豊富な黒糖を使いましょう。
黒糖は上白糖より低カロリー。
主成分は糖質ですが上白糖との大きな違いはミネラル類を豊富に含んでいるということです。カルシウムはなんといわしの3倍。上白糖には含まれない鉄分もあり、貧血に効果があるとされます。
砂糖を入れると肉や豆をやわらかく煮ることができるので、煮物で砂糖を使うときには黒糖に代えた方が良いですよ。
カロリーオフとおいしいさの両方を得ることができます。

●甘みがほしいときには穀物飴を使いましょう。
砂糖に代わる甘味料として使われる穀物飴は、穏やかな甘さが特徴です。
穀物飴とは、米や麦などの穀物から作られたもので、米飴、玄米飴、きび飴など種類も豊富です。
砂糖のような砂糖きびを原料とする甘味料と比べると、ゆっくりと吸収されていくので、体にもやさしけ、ダイエットにもよいと言えます。
例えば、白米を麦芽で発酵させた米飴は、糖度も砂糖よりぐんと低いと言われます。

●砂糖と油は一緒に使わないようにしましょう。
砂糖と脂肪を一緒にとると、別々にとったときと比べて体脂肪量も体脂肪率も増え方が大きくなることがわかっています。
つまり、太る原因は砂糖と脂肪の同時摂取にあるということです。
油を使うときは砂糖を控え、砂糖を使うときは油を控えるようにしましょう。
油を使うときは砂糖のかわりにみりんを使うと良いでしょう。