食べる順番を変えるだけでダイエット効果がUP するよ!
●三角食べよりコース食べを。
三角食べとは日本人の食文化のひとつで、ご飯→味噌汁→おかず→ご飯…というように、ご飯とおかずを交互にとる食べ方です。
この食べ方は日本人独特のもので、外国にはない食べ方といわれます。
丼物を食べるのでも、外国人は具とご飯を別々に食べるとか。ダイエット向きなのはコース食べです。
コース料理のように、スープ物や汁物など水分を先にとって食べる方が、満腹感を得やすいのです。
●ダイエット向きの食べ方を覚えましょう。
水分の多いものを先に、主食や主菜は後回し。野菜やきのこなど主食のつけ合わせも先に食べる方が良いでしょう。
[順番]
①お茶、味噌汁など→
②おひたし、つけ合わせ、サラダなど→
③ご飯→
④魚や肉など
●食前前にコップ1杯の水を飲むと、水分でお腹が膨らみ満腹感を得ることができます。
これで、食事の量を減らすことにも貢献します。
冷たい水だと胃腸の働きを弱めてしまうので、常温の水の方が良いでしょう。
水の代わりにお茶や脂肪の少ない和風スープでもかまいません。
水の場合は、ダイエットによいとされるミネラル豊富な硬水を取り入れてもOKです。
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●水分を多く含む食材を先に食べましょう。
食事の前に水を飲む代わりに、水分の多い食材をとっても満腹感が得られます。
水分の多い食材といえば野菜。加熱しても生のままでも水分量さあわり変わらないので、調理方法は問いません。
また、野菜の代わりにこんにゃくや寒天でもOKです。
これらの海藻類は水分量が多く、食物繊維も多いので満腹感は高まります。

●デザートのフルーツを先に食べましょう。
デザートとして食べるフルーツを、最初に食べてしまうのも満足感アップのひとつの方法です。
果物に含まれる果糖は吸収が早いので満腹中枢への指令も比較的早く、食べ過ぎ防止になります。
また、果物類は水分が多く、ビタミンやミネラルだけでなくでなく食物繊維も豊富です。
水分が多い果物は、グレープフルーツ、オレンジ、なし、すいかなどです。
りんご、みかん、バナナなどは食物繊維の多い果物です。食物繊維は血糖値の上昇を抑える役目もします。
●低カロリーの副菜を最初に食べましょう。
副菜のおひたし、サラダ、酢の物などには、野菜や海藻など低カロリーの食材が多く使われます。
野菜も海藻も水分や食物繊維が豊富です。
こうした料理を主菜やご飯よりも先に食べることで、ある程度お腹も満足しますし、食事の量を自然と減らすことができるようになります。
油を使うことが多い主菜の量をコントロールできれば、脂質を減らすことになります。
●お腹がすいたら少しの飴を。
お腹がすいたときは、糖分をちょっと補給。
こうすることで食欲をなだめ、ドカ食いを抑える効果が期待できます。
糖分としてとるのは飴でもチョコレートでもかまいません。
でも、とり過ぎで食事ができなくなるようではいけません。とる量をしっかり考えることが肝心です。
●昼は夕食前にお腹がすく食べ方を。
脂肪をとるなら昼食がベストタイミングです。
昼食後は消費エネルギーが多いので多少脂肪を多めにとっても問題ありません。
とはいえ、高脂肪食のとり過ぎは避けたいものです。
ちょっと食べ過ぎたと思ったら、なるべく体を動かして、夕食前に空腹感を感じるような状態を作るのがベストです。
●食事の量を極端に増減させないようにしましょう。
主食の量を増やすと主菜の量が減ることもあります。
逆もまたあります。
こうなると1食の栄養バランスを崩すことになります。主食の1回分の量を決めておくと、バランスのとれたおかずの献立が立てやすくなります。
●朝食はしっかりと3大栄養素を取りましょう。
朝食は3大栄養素(脂質・糖質・たんぱく質)を食べるのがベストです。
脂質と糖質をとってもこれからがエネルギー源となり、たんぱく質はエネルギーにならずに筋肉づくりに使われます。
3大栄養素が効率的に使われるというわけです。脂質や糖質をとらないとエネルギー源としてたんぱく質が使われてしまいます。
●空腹の状態で食事をとらないようにしましょう。
お腹ペコペコの状態で食事をとると、高カロリーの料理を一気にまとめて食べてしまいやすいものです。しかも、吸収力が高くなっています。
消化時間を考えると、お腹のすき過ぎにならないようにするには、5~6時間ごとに食事をとるのが理想的です。