●ソースはウスターソースを使うようにしてください。
もともとイギリス生まれのソースたち。ウスターソース、中濃ソース、濃厚ソースの3種類があります。
中濃ソースと濃厚ソースは、カロリーは同じです。ウスターソースのカロリーは低いのですが、塩分がほかの2種
類より、かなり多めです。
形状もさらさらしているので、使い過ぎる可能性もあります。
使い過ぎを気をつけて、ソースはウスターソースを少しずつ使うようにしましょう。
●コンソメより和風だしを買いましょう。
かつお、昆布、煮干し、しいたけなどの和風だしは、かなり低カロリーなので安心して毎日使えます。
中華だしや鶏ガラだしも、和風だしと同じようなカロリーです。
しかし、固形コンソメや顆粒コンソメは、カロリーが高くなります。これは和風だしには、ほとんど含まれない脂肪分があるからです。基本は和風だしを
使いましょう。
●みそはカロリーより、塩分をチェックしましょう。
みそは米みそ、麦みそ、豆みその3種類ですがカロリーは、ほとんど変わりません。
ただし、塩分には要注意!
塩分が低いのが米みその甘みそです。米みその淡色辛口みそ、麦みそ、豆みその塩分は、ほとんど同じです。
1番塩分が高いのが、米みその赤色辛みみそになります。
●醤油は用途に合わせて使い分けましょう。
刺身などに使われるたまり醤油は、醤油の原型といわれています。
濃厚なコクのある味わいが、刺身にピッタリです。しかし、カロリーが薄口醤油の2倍です。
ところが、薄口醤油は塩分がたまり醤油の約1.2倍。たまり醤油は、刺身に少しだけつけてください。
煮物には薄口醤油を使うなど、醤油は用途に合わせて使い分けましょう。
●本みりんとみりん風調味料の差は…
本みりんは蒸したもち米に、焼酎と米麹を加えて作ります。
みりん風調味料は糖類液にアミノ酸などの調味料を加えた、アルコール分のないみりんに似た調味料のこと。
カロリー的には、ほとんど差がありませんが、含まれる栄養素は、本みりんの方が少し多くなります。
本みりん100g(87ml)で241kal、みりん風調味料100g(87ml)で226kalです。
●油は特定保険用食品かオリーブオイルを選びましょう。
植物性油のカロリーは、どれもほとんど同じです。
選ぶならオリーブオイルを選びましょう。オリーブオイルはコレステロール値の上昇を抑える働きを持つオレイン酸の含有率がなんと70%。さらに、ビタミンEも豊富に含んでいます。
また、加熱による酸化の心配もありません。
オリーブオイルの他の植物性油にもコレステロールを減らす必須脂肪酸が豊富で、ビタミンEも摂取できます。
植物性油は紅花、菜種、コーン、ごま油などです。最近では、特保マークがついた、特定保険用食品の食用油も、さまざまな種類が販売されています。
特定保険用食品とは、体調を改善したり、健康に有用な成分が入った食品のこと。この場合でも、カロリーが段階に低いわけではありません 。
オリーブオイルでも特保でも油は控えめにしましょう。
●マヨネーズは怖いほど高カロリーです。
マヨネーズは100gで703kalもあります。
ハンバーグと同じくらいのカロリーです。マヨネーズはカロリーハーフのものを選びましょう。
また、使うときは、他のローカロリー調味料でのばしてから使いましょう。
●酢は玄米酢を徹底活用しましょう。
玄米酢のカロリーは、りんご酢などに比べて高くなります。
しかし、玄米がもつパワーがギュッと凝縮されています。ビタミン・ミネラルが豊富で、味もまろやかです。
アミノ酸も豊富なので、酢の物など砂糖を使わないで調理することができます。
ぶどう酢、りんご酢、穀物酢の中から選ぶなら、酢酸が多いぶどう酢を選びましょう。
酢の主成分が健康効果の高い酢酸。1番カロリーが低いぶどう酢に酢酸が多く含有しています。